看護師の悩み110番

訪問看護の1日密着レポート
こんにちは!今日は訪問看護の現場に密着し、その1日をレポートします。訪問看護師の仕事に興味がある方や、実際にどのような業務が行われているのか知りたい方にとって、貴重な情報をお届けします。
訪問看護は、病院や施設ではなく、患者さんのご自宅で医療サービスを提供する仕事です。私たちがお伺いしたのは、訪問看護サービスを提供している「株式会社ココカラケア」さんです。訪問看護師の一日を通して、その魅力ややりがい、そして課題を体感してみましょう。
7:30 AM
朝の準備を整え、訪問先のスケジュールを確認します。訪問看護師は、日々異なる患者さんを訪問するため、スケジュール管理が重要です。必要な医療器具や書類をしっかりと準備し、訪問先へ向かいます。
9:00 AM
最初の訪問先に到着しました。ここでは、日常生活に支援が必要な高齢の女性の方が待っています。血圧測定や薬の管理、リハビリテーションのサポートを行い、患者さんとそのご家族の不安を和らげるよう努めます。訪問看護では、患者さんとのコミュニケーションが非常に重要です。
11:00 AM
次の訪問先では、糖尿病の管理を行っている方を訪問します。血糖値の測定や食事指導を行いながら、患者さんの健康状態を細かくチェックします。訪問看護師は、ただ医療を提供するだけでなく、患者さんが自立した生活を送れるようサポートする役割も担っています。
1:00 PM
お昼休憩を取りながら、午前中の訪問内容を記録します。訪問看護では、正確な記録が後のケアプランに活かされるため、記録作業も重要な業務の一部です。
2:00 PM
午後の訪問先では、在宅医療を受けるお子さんのご家庭に伺います。医療的ケアが必要な小児患者さんに対して、医療行為の他に、親御さんの不安を軽減するためのアドバイスも行います。訪問看護師は、幅広い年齢層の患者さんに対応するため、常に新しい知識を学び続ける必要があります。
4:30 PM
最後の訪問先では、終末期ケアを必要とする患者さんを訪問します。患者さんとそのご家族の心のケアも含め、最期の時を安心して迎えられるよう支援します。訪問看護師にとって、非常に感情的に重い場面もありますが、それ以上に感謝の気持ちをいただけるやりがいのある仕事です。
6:00 PM
訪問を終え、オフィスに戻って1日の振り返りを行います。必要に応じて、医師や他の医療スタッフと連携し、今後のケア計画を立てます。
訪問看護の1日は、患者さんの健康を支えるだけでなく、生活の質を向上させるための大切な役割を担っています。多くの方々の生活を支える訪問看護の魅力を少しでも感じていただけたでしょうか。訪問看護の現場は、日々変化があり、やりがいに満ちています。興味を持たれた方は、ぜひ訪問看護の世界に足を踏み入れてみてください!