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「部署異動したけど、仕事ができないと思われている…」

「新しい業務が覚えられなくて困っている…」

同じ病院内でも他病棟などに異動すると、勝手はまったく違います。新しい業務を以前のようにスムーズに覚えられず、日々プレッシャーを感じている方は多いのではないでしょうか?

周囲からはベテランと見られているだけに、自信を失ってしまうこともあるかもしれません。

ここでは、50代のベテラン看護師が仕事を覚えられない理由や、実践してほしい具体的な対処法を紹介します。新しい環境への適応に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

50代看護師が仕事を覚えられない3つの理由

50代に入ってから仕事を覚えられない、と悩むケースは少なくありません。理由としては、おもに以下の3つがあげられます。

1.加齢による記憶力・体力の変化

年齢を重ねるにつれて、記憶力や体力が徐々に低下することは自然なことです。特に50代では、新しい情報を吸収し、記憶として定着させる能力が衰えてきます。

たとえば、病棟によって物品の場所や医療機器の使用手順などが違う場合もあるでしょう。以前なら一度の説明で理解できたことも、何度か繰り返さなければ覚えられなくなっているかもしれません。

また、体力面でも夜勤や長時間の立ち仕事などで疲労が蓄積するため、集中力が低下しやすくなります。

2.長年の経験が通用しない

ベテラン看護師は、長年の経験で培ったスキルを持っています。しかし、新しい部署では、これまでの経験が十分活かせるとは限りません。

たとえば、慣れ親しんだ病棟とは異なる業務の進め方に戸惑うこともあるでしょう。「自分のやり方が通用しない」と感じて自信を失い、新しい仕事を覚えるモチベーションが低下する場合もあります。

3.周囲のサポート不足

新しい環境で仕事を覚えるためには、周囲のサポートが欠かせません。しかし、多忙な職場では、スタッフが時間を割いて指導することが難しい場合もあります。

また、若手看護師が中心の部署ではベテラン看護師に対して遠慮があり、積極的に声をかけられないかもしれません。

さらに「ベテランだからすぐ仕事を覚えられるはず」という周囲の無言の期待がストレスになっている場合もあるでしょう。わからないことを何度も聞きにくい状況で、業務の習熟に時間がかかることがあります。

仕事が覚えられないと悩む50代看護師に実践してほしい3つの対策

ここでは、仕事が覚えられない原因を理解したうえで実践してほしい対策を紹介します。

1.メモをとり知識を整理する

新しい業務内容や手順を覚えるためには、メモをとることが効果的です。メモをとる行為自体が記憶の定着につながり、情報を整理する過程で理解が深まるでしょう。

たとえば、業務中にざっとメモした内容を整理して見やすくマニュアル化することで、いつでもポケットから取り出し自分用のガイドブックとして確認できます。

重要なポイントは蛍光ペンでアンダーラインをつけたり、図解を加えたりするのも効果的です。出勤前や空いた時間に見返すことで、必要な情報を思い出しやすくなるでしょう。

2.新たな環境への適応には時間がかかると受け入れる

環境の変化は、誰にとってもストレスを伴います。しかし、時間の経過とともに少しずつ新しい状況を受け入れ、適応していきます。

新しい環境で仕事を覚えられないことに悩むのは、自然な反応です。自分を責めたり、焦ったりする必要はありません。

たとえば、毎日の小さな成功体験を記録してみてもよいでしょう。今は適応の過程なのだと捉え、一歩ずつ着実に進んでいくことが大切です。

3.スタッフとコミュニケーションをとる

新しい環境で孤立せずに、周囲と良好なコミュニケーションを取ることが適応への近道といえます。わからないことを遠慮せずに質問できる人間関係は、仕事を覚えるうえで非常に重要です。

たとえば、休憩時間の雑談を通じて、スタッフとの関係づくりに努めてみてください。ただし、過度に気を遣を使って自分を追い込まないようにしましょう。

コミュニケーションは無理のない範囲で行い、自分のペースを大切にすることがポイントです。周囲への感謝の気持ちを忘れずに、ゆっくりと信頼関係を築いていきましょう。

50代看護師が活躍できる訪問看護という働き方の魅力

しかし、対策を実践してみても、もはや自分のキャパを超えていると感じている方もいるかもしれません。そうであれば、培ってきた知識と経験を存分に発揮できる働き方を検討してみるのも、選択肢のひとつです。

たとえば、訪問看護では利用者宅を訪問し、1対1でじっくりと向き合ってケアを提供します。頻回なナースコール対応などで業務を中断されることもなく、集中してケアに専念できます。

バイタルチェックや服薬管理・リハビリなど、臨床経験を活かしつつ、患者さまの生活に寄り添ったケアを実践できるでしょう。

また、訪問看護は比較的ゆとりのある勤務体系が特徴です。朝は訪問先へ直行できる事業所もあり、移動時間は確保されているため、自分のペースで働くことが可能です。

さらに、医師が主役である病棟とは違い、自分の判断で看護を展開できる場面が多く、やりがいを感じやすいという大きな魅力もあります。

訪問看護は50代看護師の強みを活かし、ワークライフバランスを保ちながら働ける理想的な選択肢です。

50代看護師が訪問看護への転職を考える3つのポイント

訪問看護への転職を考える場合にチェックしておきたい点は、以下の3つです。

1.自分の経験・スキルが発揮できるか見極める

訪問看護への転職を考える際は、まず自分の経験とスキルを振り返り、訪問看護の現場で活かせるかどうかを見極めることがポイントです。病棟での看護経験や高齢者ケアの知識は、訪問看護でも非常に役立ちます。

また、訪問看護ではコミュニケーション能力や臨機応変な対応力も求められます。自分の強みを生かせる環境かどうか、しっかりと確認しましょう。

2.希望する条件に合う事業所を探す

訪問看護ステーションによって、勤務形態や職場の雰囲気、サポート体制などが異なります。自分の希望する条件に合う事業所を探すことが大切です。

たとえば、日野市の訪問看護ステーションスマイルでは、経験豊富な先輩看護師が2週間程度同行訪問します。それぞれの方の力量に応じてフォローするため、安心して働くことが可能です。

また、50代60代の看護師も数多く活躍しています。新しい環境で戸惑う経験を理解してもらいやすく、サポートを受けながら仕事を覚えられる体制が整っています。

3.見学や説明会を利用し不安を解消する

訪問看護は病棟勤務とは異なる業務形態のため、転職を考える際は不安を感じるかもしれません。そのような場合、実際の職場を見学することで具体的なイメージを持つことができます。

訪問看護ステーションスマイルでは、随時見学を受け付けており、実際の雰囲気を確認できます。また、疑問に感じていることは遠慮なく質問し不安を解消できるため、一歩踏み出すきっかけになるでしょう。

転職は人生の大きな決断です。しかし、50代というキャリアの転換期だからこそ、新たな挑戦に踏み出すチャンスでもあります。訪問看護ステーションスマイルでは、あなたの貴重な人生経験とスキルを歓迎いたします。
ぜひ一度、見学にお越しいただき、訪問看護の魅力を実感してみてください。スタッフ一同、心よりお待ちしています。こちらまでお気軽にお問合せください。